和名:ヤマトシジミ
学名:Zizeeria maha
大きさ:12~15 mm
採集できる季節:4〜11
採集できる場所:奈良教育大学の理科棟裏で採集されました。
説明:人家(じんか)のちかくでよくみつかる種です。この写真では、翅(はね)の裏(うら)がわがみえていますが、翅の表面は、きれいな青い色をしています。

本州(ほんしゅう:東北地方以南)、四国(しこく)、九州(きゅうしゅう)でみつかります。

かたちの

とくちょう

  • ♂の翅表(しひょう)は、青色〜淡い青色、また翅の外側の縁(ふち)は、黒色で、すが、季節により低温の時期だと、茶色がかってきますし、暖かい時期では黒っぽくなります。
  • ♀の翅表は、一様な暗い茶色で、翅のねもとあたりに青い色の鱗粉をもっています。
  • よく似た種には、ハマヤマトシジミ、シルビアシジミ、ヒメシルビアシジミなどがいますが、ヤマトシジミは、そのどれよりも大型で、前翅長が11mmをこえています。また、翅表面の青いいろは白っぽいのが特徴です。さらに、後翅(こうし)裏面の外中央帯をなす黒点列は、きれいな円弧をえがき、第6室の黒点がとくに内側にはいりこまないという特徴をもちます。
さんこうに

した本

原色昆虫大図鑑I 北隆館

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